3日目となりました、今日は早朝から遠出の予定です。
行き先は台東エリアに有るタロコ(太魯閣)渓谷という所です。
此処は台湾の大理石産地で有名な所で、台湾では絶景ポイントとされています。
台湾のガイドなどでは、一度は行かないと損するなんて書いてあったりします。
今回は台北から日帰りのツアーに参加しました。
VELTRA(ベルトラ)ツアーで4200TWDで昼食付きです
早朝にホテルのロビーで待っていると、
ガイド氏がバンで迎えに来ました。
バンは他のホテルでピックアップ後、台北駅に到着しました。
同行する家族は、シンガポール?系の華人の親子でした。
夫婦と小学生くらいの女の子2人です、
服装はかなりさっぱりしていて生活レベルは高そうです、
うちより上でしょう。
ガイド氏は月台(プラットフォーム)までの見送りです。
行き先の花蓮までの切符を貰って、列車の到着を待ちます。
乗車するのは台湾鉄道の太魯閣号、全車指定の特急です。
約2時間で花蓮に着きます、テーブルは肘掛内にあり
リクライニングシートですが席間が広いです、ボトルホルダーはあります
灰皿はありません。昔の新幹線のような車内ですが。結構揺れるので
WCでは腕力が必要です。
車内販売は回ってきますが、販売する気は感じられません。
花蓮駅は台北とは違ったリゾート感があります。
駅でツアー客が揃うのを待ちます。
同行した家族、英人と思しきおじさん、若い華人の女性ペア、
日(旦那)中(奥さん)夫婦
奥さんはかなり金持家系みたいです。
ガイドは二人(日本語対応と英語対応です)
日本語担当は亜美族の叔母さん、若い所は美人だったと思われます。
大理石屋さん差し回しのマイクロバスで出発しました。
まずタロコの入口門のところで
記念撮影、バスに乗り新道から公園内に入ります、最初の橋ですが欄干は大理石の狛犬が乗っています。一匹だけ転がっていました、橋の袂には、断崖の遊歩道に下りる階段があります
我々は時間的に無理ということで、バスに乗り移動します。
次に止まったのは、管理事務所のようなところです。箱がバスに積まれます。
中身はヘルメットでした。落石対応の為ツアー客は被らないといけません。
直ぐにバスは止まり、降車して歩きます。歩くのは旧道部分です、新道が出来ており
此方は車がひっきりなしに通ります。断崖絶壁を見ながら歩きます。
有名なのは燕子口というところ、絶壁に穴が開いています。此処に燕が住んでいるようです。
岩がゴロゴロする川を見ながら歩いていくと、昔に日本が作ったダムや発電所があり
今でも運用されています、ショッカーの秘密基地みたいです。
石灰の所為でしょうか、河原は真っ白で、水も灰色ぽい感じです。
進んでいくと道の駅のような所にでます、
タロコの歴史や写真の展示があります。
どういうわけか日本語表示です、
勿論土産なども売っています、
此処でお昼前位になりました。
定番のマンゴージュースを飲みました。
絞りたてですが観光地価格です。
休憩後、食事先に向かいます、
公園の最深部にあるシルクプレイスホテルです。
かなり高級な感じのホテルです。此処で大皿中華で御座いました。
前菜三種、蝦卵、鳥の甘煮、帆立、甘い茄子の煮物?、野菜炒め、スープや炒飯、フルーツ(スイカとオレンジ)でした。
たっぷり食べて満腹になり、マッタリした後、
次の目的地にバスで向かいます。
長春祠と言う所で、道路の工事で亡くなった人を弔った祠です。
崖にあり、祠の下から
常時滝のように水が流れています。展望所から橋を渡り階段を下りて、洞窟のようなトンネルを暫し歩くと到着します。川の灰色の水ではなく綺麗な水がドードーと流れ落ちてきます、上にも祠があるのですが、時間的に無理なので、バスに戻ります。
展望所の下は売店になっており、WCもありますが、
バリアフリーではありません。
さてバスに乗り、花蓮に戻ります。
が途中で大理石のお店によります。
此処は色んな事業をやっている様で、なぜか日本の日光猿軍団の看板が…
お店は土産以外は目がくらむ金額の物が一杯あり、私らは取りあえず見るだけ
敷地で写真を取りましたが、ロケーションが凄い感じです。
ちなみにツアーバスはこの会社のバスでした。
バスに乗り土産物店に移動、台北よりは安い感じです。
華人のオネーさんペアはダンボール4箱とか買ってました、
持てない量なのでガイド氏がポーター役をしていました。
バスに乗り有名なビーチ(七星潭)に到着、WC休憩です。
石の浜なので泳げないようですが、
天気が良かったのでナイス。屋台も10軒以上ありました。
ビーチパラソルの下で街頭演奏をやっている、
小父さんも居て賑やかなこと、
ちなみに街頭芸人老爺なんてリヤカーに書いてありました。
バスに乗り空港を経由して花蓮駅に戻ります
花蓮空港は軍民両用なので、防空壕や対空火器などが見えたりします。
また塀は有刺鉄線が巻かれています。
帰りのタロコ号を月台で待ちます、
現地ガイドさんとはお別れになります。
タロコ号では初めて駅弁を買いました。
台鉄弁当80TWDとお茶を購入、
台湾駅弁の初体験は衝撃的な感じで、
御飯の上にドカッと排骨、煮玉、漬物や
小魚フライなどが鎮座しています、結構八角が使われています。
日本の駅弁には及びません(値段は安いんですけどね)
駅弁は温かい状態で売られますが、
食べるときには温くなっていましたので
微妙な温度でした。
約二時間で台北駅に到着、月台にガイド氏が迎えに来ていました。
同行の家族は士林夜市に行くとかで、我々だけホテルに送ってもらいました。
晩御飯と買い物をかねて、頂好(ディンハオ,Welcome)スーパーへ行きました。
適当に買い物をして、ホテルに戻りさっくり食べて、シャワーを浴びて就寝
3日目の夜が終わりました。